朝食をしっかり食べると消化器に負担になります
今日の常識は明日の非常識になってしまうことは案外多いものです。少し昔には「タンパク質、脂肪、炭水化物」の3大栄養素が中心で、それ以外は「価値がない」と思われた時代がありました。
昭和40年代の教科書にはキュウリ、トマト、セロリには何の栄養も無い、ただの水と書かれてます。今ではその当時の常識は間違いだったことが明らか。「生野菜は体を冷やすし、そのままでは食物繊維がとれにくい。だから加熱調理した方がいいんです」と言われ続けてきましたね。
食物酵素を摂取するためには生で食べる事が大事
これでは活動してる「食物酵素」を摂る事ができません。食物酵素の重要さが常識になりつつあるのが現在でしょう。「食物酵素は胃酸で壊されアミノ酸に消化分解され、吸収されるので価値は無い」と食物酵素を食べることに否定的な意見もそのうち非常識になってくるでしょう。
酵素が話題になる前に「抗酸化栄養素のファイトケミカル」の発見はとても画期的でした。常識は常に変わっていきます。朝食をしっかり食べないと、1日しっかり活動できないという常識も疑いましょう。
朝はしっかりと排泄する時間
なぜかというと、胃や腸がしっかり目覚めていない朝にしっかり朝食(それも加熱食)を食べると、消化液も十分に出ていない状態では消化酵素の働きが悪いため消化不良を起こしてしまうからです。 もともと江戸時代までは日本人は昼と夜の1日2食だったんです。
昭和30年代になって「健康のために朝食はしっかり摂ろう」と言われるようになりました。 「主食は白米、おかずはバラエティに富んだ種類を多くとりましょう(30品目が目標)」と言われますが、これって実は過食につながるのでは? 日本人は「ひとつの栄養素」に飛びつく傾向が強いですね。
朝食食べないと活動エネルギーが得られないというのは嘘です
カルシウムが大事と言われれば牛乳・牛乳と推奨され続け納豆が良いといえば、納豆が売り切れたり。もっと全体的に考えないと、健康な食生活は作れないです。 朝食をしっかり食べないと1日の活動のエネルギーができないって間違っています。
なぜなら、食物が消化・吸収されるだけでおおよそ1日かかるからです。朝しっかり食べてもその日のエネルギーになるわけがないのです。 胃腸に負担をかけてしまい、未消化物を作り悪玉菌が繁殖してしまう。そんな不健康な事はやめる方が常識になるのでは。