酵素たっぷりの青汁一杯で生きている森美智代さんの、奇跡の腸内環境について
この記事は現代の科学では解明できていない、奇跡(本当は奇跡では無い)として誰もが驚く健康な体を青汁一杯+αで実現していらっしゃる森さんの話です。酵素の不思議というか解明されていないことがあるという1例を紹介したいと思い記事にしました。
身体にとても良い酵素たっぷりの青汁ですが、日本には青汁だけで生きている、森美智代さんという方がいらっしゃいます。森美智代さんが、1日1杯の青汁生活になった訳は、21歳の時に発症した「脊髄小脳変性症」と呼ばれる病気を治す為だそうです。
脊髄小脳変性症は、治療が難しい不治の病で、医師からは、余命宣告を受けてしまったそうです。そんな森さんを救ったのが、「甲田式生菜食療法」の生みの親、甲田光雄医師です。
森さんは甲田医師指導の元、小食・断食・玄米食・生菜食・西式健康法を実行し、脊髄小脳変性症を完全に克服。まさに奇跡です。
森さんの1日の主な食事は、1杯の青汁で摂取カロリーは、わずか50~60キロカロリーだそうです。
森美智代さんの青汁ってどんなもの?
森さんの場合、1日650~900キロカロリーの玄米生菜食では、体重が増える、腹部が張るなどの症状があった為に、質と摂取カロリーを徐々に減らしていったところ、最終的に青汁1杯50~60キロカロリーになったそうです。
ただ、正確には1杯の青汁のみではありません。
●水と柿茶 :1日に1リットル~1.5リットル
●エビオス錠 :ビタミンB群、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれ、整腸作用がある。
●スピレン :100%スピルリナのサプリ。高い栄養価で注目され、未来食糧として期待されているものです。
実際には青汁+サプリメントですが、サプリメントはあくまで補助的なものらしいです。
そして、気になる森美智代さんの青汁は、自家製です。
●5種類の青色野菜 :それぞれ30グラム
●塩小さじ1
●柚子の絞り汁小さじ1
●水200ml
青色野菜のこだわりは無く、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど普通に買える野菜で良いようです。この野菜をミキサーで砕き、そこに塩小さじ1、柚子の絞り汁小さじ1、水200mlを入れて網で濾します。
材料は簡単に揃い、自宅で簡単にできるレシピで、出来上がる青汁の分量は茶碗1杯ぐらいです。
森美智代さんの驚きの腸内環境
青汁だけを飲み続ける森さんの体内では、何が起こっているのでしょうか。2000年に、生物学者・辨野博士が、森さんの腸内細菌を調べたところ、森さんの腸内には、通常、腸内細菌のわずか0.1パーセント程度のクロストリジウムという細菌が、9.8パーセントもいて、腸内環境が「牛のようだ」と、驚いたそうです。一般人の100倍近い数字です。
クロストリジウムは、牛等の草食動物の腸には多く存在する菌で、食物繊維を分解してエサにしながら、腸内のアンモニアからアミノ酸をつくります。また、尿中には、脂肪酸やアミノ酸が分解されるときに生じ、エネルギー源として使われるケトン体が多いこともわかりました。
森さんのエネルギー源は、ブドウ糖ではなくケトン体と考えられます。さらに、腫瘍細胞を抑制するインターフェロンαの血中濃度は、平均の4倍以上。
森さんのような生菜食・少食実践者は、3大栄養素をほとんど取らず、それ以外の栄養素も基準値より少ない。それでも貧血にもならず、骨量も十分なのです。現代の科学では説明がつきません。1杯の青汁には人間を生かす力が秘められているという事です。
科学から見たら信じられない、解明もされていない「森さんの青汁効果」ですが、酵素ダイエットもこのようにまだ科学的に解明されていない不思議なメカニズムが働いている気がしてなりません。