青パパインの酵素は3大栄養素を分解します
青パパイアは胃酸に強く
「タンパク質分解酵素」
「糖質分解酵素」
「脂肪分解酵素」
植物には珍しく、3大栄養素を分解する酵素を全て含んでいる、健康の強力な助っ人です。
「タンパク質分解酵素」は血管内で血小板が固まって血栓ができないように働き、脳梗塞を予防します。
「脂肪分解酵素」は血管内でコレステロール、中性脂肪を分解。「糖質分解酵素」は糖をブドウ糖など単糖類に分解します。
これら3つの酵素が揃って新陳代謝を高めてくれます。その結果体内環境が改善し、健康的なダイエットができる条件が整います。
豊富な抗酸化物質
生活習慣病に共通した原因は過剰な活性酸素が生じることです。毎日の食生活で食品添加物を多く摂取すると、過剰な活性酸素が生じてしまいます。
タバコも環境汚染も激しいスポーツも、過剰な脂肪の摂取なども全て活性酸素を過剰に発生させてしまいます。
青パパイアにはこんな困った活性酸素の発生を抑える抗酸化物質が豊富に含まれています。
・β-クリプトキサンチン血液中に入って活性酸素を消し去って
発がんを抑えてくれます。
・イソチオシアネート大根やブロッコリーなどのアブラナ科の植物に多い成分ですが
青パパイアにも豊富に含まれています。
癌化する前の異常化した細胞の増殖を止めてくれます。
・βカロテン抗酸化物質としての強い働きがあります。
βカロテンは油に溶けやすいので、油で炒めたり
胡麻和えにすると体に吸収されやすくなります。
沖縄で青パパイアが炒め物に使われるのは、 とても理に叶った食べ方なんですね。 βカロテンは体内に蓄積されて、ビタミンAが不足した時に
ビタミンAに変換されるという働きもあります。
・ポリフェノールなんと赤ワインの7.5倍もポリフェノールがあります。
抗酸化物質として超有名なポリフェノールです。
このように青パパイアは3大栄養素を分解する酵素と生活習慣病を予防する抗酸化物質を豊富に含んでいます。
青パパイヤの酵素
青パパイアに含まれる酵素の量は成熟したパパイアの10倍、パイナップルの6倍もの量があるんです。
青パパイアから抽出したパパイン酵素のパワーは凄いと評判です。
それが本当だとしたら何がすごいんでしょうか。青パパイアって何が凄い?①酵素がたっぷり「タンパク質」「糖質」「脂質」3大栄養素を全て分解
秘密はパパイン酵素の能力にあるようです。
三大栄養素、つまり炭水化物、蛋白質、脂質の全てに働きかける酵素を全て含んでいます。そして胃酸でも壊れない酵素なんです。そのような酵素は珍しいといいます。
②優れた栄養バランス:ビタミン、ミネラル、アミノ酸
③豊富な抗酸化成分:β‐クリプトキサンチン、イソチオシアネード、βカロテン
④ポリフェノール:赤ワインの7.5倍
3つの栄養素を同時に分解する働きがあるって凄くないですか?他にそのような大きな働きを持つものは聞いたことがありません。栄養バランスも優れているし、抗酸化成分もある優秀な果実です。
青パパイアについて
パパイアはメキシコ南部原産の常緑性の小高木です。樹高は10m以上にもなるんですが、最近は栽培しやすい矮性種が開発されています。日本国内では沖縄に雑草のように繁殖しています。沖縄では果物としてより野菜として扱われているようですね。
熟したものよりも沖縄のように青パパイアとして使うと非常に健康に良い果物です。サラダとして食べるのがおすすめです。
青パパイアは酵素以外にビタミンCが豊富でリンゴ酸やクエン酸も含んだ果物です。またβ‐カロチン、クエン酸、リンゴ酸、食物繊維など豊富に含んでいてパパイアは体を健康にする成分の宝庫です。脂肪、炭水化物、タンパク質の3つを分解する作用が消化を促進します。
青パパイヤのもう一つの重要な働きは、体内の余分なものだけをスッキリさせ、体内に必要なものはそのままにという働きがあります。この作用を活用してダイエット食品に用いられています。血中コレステロールを分解する働きもあるので、高脂血症糖尿病などの症状改善も期待されています。